秋田の名物まんじゅう店「金萬」(秋田市中通2、TEL 018-832-6789)の個包装商品が、現在、人気商品になっている。
1953(昭和28)年から、白あんをカステラ生地で包んだ一口サイズのまんじゅうを専門に製造・販売する同社。10~30個入りの真空パック商品(864円~2,592円)や、直営店など一部店舗では10~50個入りの焼きたて商品(864円~4,320円)を販売し、市民や観光客に親しまれる。
利用客の要望を受けて昨年12月7日、個包装した8~16個入りの商品(778円~1,555円)を初めてラインアップに加えたところ、直営店の1月の売り上げの約4割を占める人気商品になった。パッケージ違いの商品が3種類に増えたことに伴い「お客さまから商品の違いをきかれることが増えた」ため、1月下旬、賞味期限の違いなどパッケージごとの特長を解説するパネルを直営店舗に設けた。
「焼きたて商品の人気も根強いが、個包装商品は長い賞味期限やコロナ禍による衛生への高まりなどを受けて好調。パネルもお客さまによく見ていただいている」と同社担当者。
直営店の営業時間は、秋田駅前大屋根通り店(中通2)とフォンテAKITA店(同)=10時~18時、秋田駅ビル・トピコ店(中通7)=8時~20時。