秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町)の屋外スペースが、現在、市民の雪遊び場として開放されている。
平年の約2.5倍の積雪に見舞われている秋田市内。「多く積もった雪を使って楽しいことを」と同施設の敷地内スペースを雪遊び場として開放した。
秋田公立美術大学出身の施設スタッフが2月5日、敷地内に設けられる円柱状の郵便ポストに並べて、高さ約135センチのポストの雪像を2日かけて作ったところ、郵便局員から「郵便物の回収が楽しみになった」と声を掛けられたり、雪像の写真をSNSで見たという県外在住の丸型ポスト写真収集家から問い合わせを受けたりする反響も。
同施設を管理するNPO法人アーツセンターあきた(新屋大川町)の三富章恵さんは「市民の創作活動を応援する目的で運営する当施設。自由な表現ができる場として、雪像を作るなど親子で雪遊びの場にしてもらえれば」と話す。