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秋田・障がい者手作り雑貨店が1周年 消費者目線の商品400点そろえ

雑貨店「ストーリーキャット」運営を担当する鍬﨑恵雅さん

雑貨店「ストーリーキャット」運営を担当する鍬﨑恵雅さん

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 雑貨店「ストーリーキャット」(秋田市八橋本町1、TEL 018-838-5450)が11月7日、開店1周年を迎えた。

障がい者支援NPO法人が運営する雑貨店「ストーリーキャット」店内

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 障がい者支援を行うNPO法人あきた結いネット(八橋本町3)が運営する同店。コロナ禍により、障がい者が作る商品の販売イベントなどが開かれなくなったことから、常時取り扱う店舗として2020年にオープンした。

 現在、県内外の約30の支援施設に通う障がい者が手作りしたアクセサリーや布バッグ、木工品などの雑貨類、いぶりがっこや菓子類などの食品類を常時400点ほどそろえる。

 「障がい者が作ったモノだから扱うのではなく、お客さまに買いたいと思ってもらえる良い商品を扱うこと」を目指し、作り手や商品の物語を伝えられるようにとの思いを店名に込め、在庫管理や店内の飾り付けなどの店舗運営に携わるスタッフは、障がいを持ち就労継続支援B型施設に通う14人。

 店舗スタッフの支援に当たる同NPO職員の鍬﨑恵雅さんは「ものづくりする障がい者や家族、所属する障がい者支援施設のおかげで運営できている」と1年を振り返る。「販売する商品は丁寧に作られたものばかり。商品を通じて、ものづくりの喜びを持つ障がい者や支援施設事業者の取り組みを伝えられれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時30分~16時30分。

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