秋田県内の酒蔵27社の銘柄をランダムに販売する「JUNMAI AKITA CRAFTSMANSHIP」が、現在、12月の発売を前に予約を受け付けている。
「JUNMAI AKITA CRAFTSMANSHIP」予約特典のノベルティーグッズ
県内の清酒製造業の支援と日本酒のPRなどを目的に、秋田県酒造協同組合(秋田市川尻若葉町)が県内の酒蔵に呼び掛けて企画した。
それぞれの酒蔵が用意した純米酒・純米吟醸・純米大吟醸からランダムに組み合わせた2本(1本720ミリリットル)と、同企画向けに製造した大仙市産いぶりがっこや県産野菜のピクルス、高級納豆、ディップ用味噌など、日本酒や郷土食に造詣の深いジャーナリストの山本洋子さんが選んだ発酵食品2種類をセット販売する。
「酒造りに励む作り手に思いをはせてもらいたい」と、酒蔵ごとに杜氏や蔵人らの似顔絵を描いたイラストでそろえたラベルには、杜氏らの経歴や趣味などプロフィールを掲載した。イラストは、横手市在住の漫画家・佐々木昇平さんが手掛けた。
同組合で需要開発委員長を務める秋田清酒(大仙市)社長の伊藤洋平さんは「日本酒と発酵食品は、秋田が全国に誇る食文化」とし、「銘柄を選べないランダム販売とすることで、お客さまと秋田の日本酒の新たなご縁ができるはず。日本酒との出会いと食のマリアージュを、全国の皆さんに楽しんでもらえれば」と話す。
価格は、2本セット=5,500 円(発酵食品2種類付き)、6 本セット=1万5,400円(同4種類付き)、12 本セット=2万8,600円(同)、全27銘柄と全ての発行食品、全30種の予約特典を付ける「コンプリートボックス」(6万3,800円)も用意する。12月10日以降、順次発送予定。
予約特典として、同組合オリジナルのミニチュア酒瓶ケースと酒蔵ごとの銘柄を模した酒瓶キーホルダーを進呈する。