秋田市在住のパズル作家・浅香遊さんの作品展が10月9日、フォンテAKITA(秋田市中通2)内の秋田公立美術大学サテライトセンターで開かれる。
秋田公立美術大学(新屋大川町)在学時の2018(平成30)年に制作したジグソーパズル作品「JIGSAW 29」が国際的なパズルデザインコンペティションで入賞を果たしたほか、カラフルな色使いのアクリル素材と「人の持つ固定観念を覆すような仕掛けを盛り込むこと」が特長の浅香さんの作品は、海外のユーチューバーから「最も難しいパズル」と評されるなど注目を集め、今夏、玩具メーカーが浅香さんの作品2点を「沼パズル」として商品化した。
「路におちてた設計図」と銘打ち開く同展では、在学当時から現在までに制作した浅香さんのパズル作品8点のほか、制作時に描くスケッチなどを展示する。木を素材に制作した大型のパズル4種類を使う体験コーナーを設ける。
「カラフルなアクリル素材で作る抽象的なピースのパズルは、見ているだけでも面白い。それぞれの視点で楽しんでもらえれば」と浅香さん。
営業時間は10時~18時50分。入場無料。10月31日まで。