秋田県を拠点に活動するラッパーの羅漢(らかん)さんが7月7日、新作CD「ラピスラズリ」(KIOKJAPAN)をリリースした。
2005(平成17)年から県内外で音楽活動を続ける五城目町出身・在住の羅漢さん。新型コロナウィルスの影響によりライブ活動が行えなくなったことなどから、昨年予定していたミニアルバムの発表を見送り、楽曲の制作に専念し、「Go Your Way」「アフターレイン」など8曲を収録したフルアルバムとしてリリースした。
これまでライブ向けの楽曲を多く手掛けてきたが、2019年にリリースした「一閃」以来4作目となる新作には、「Tsuki」「恋のこし」など恋愛がテーマの楽曲も。CDのほか、音源のストリーミング配信に対応し、音楽配信サービスのヒップホップ・ラップチャートで、リリース直後に最高10位に入る注目ぶりを見せる。
「コロナ禍でライブを開きにくい状況が続いているところ、アルバムタイトルには、試練を乗り越えたときに幸運をもたらすという意味を込めた」と羅漢さん。「現在、ポスターの掲示のお願いで県内を回っているが、前回以上の手応えを感じている。この苦境を皆さんと一緒に乗り越えていけるよう、新作を応援してもらえれば」と話す。
価格は、CD=2,200円、iTunes Store=2,037円。
11月7日、秋田県児童会館(秋田市山王中島町)でワンマンライブを予定する。