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「性差」テーマの作品展 秋田県中央男女共同参画センター

性差を題材に制作されたアート作品「人間関係の取り扱い上の注意タグが表から見えるように取り付けられた服」

性差を題材に制作されたアート作品「人間関係の取り扱い上の注意タグが表から見えるように取り付けられた服」

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 性差の理解を深めることを目的としたアート作品が現在、アトリオン(秋田市中通2)内の秋田県中央男女共同参画センターに展示されている。

「性差」による差別が題材のアート作品(拡大写真)

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 同センターが、男女共同参画をテーマにトークイベントなどを展開する「ハーモニーネットWeeks」の一環。秋田美術大学教員の阿部由布子さんと同大学卒業生で造形作家の田村萌絵さんが、「性差」による差別などを題材に共同制作したアート作品を展示する。

 4月に実施し、110人から回答を得た性差別などに関するアンケート結果を受け、素材や洗濯方法を記載する衣類のタグに見立てた作品「ネクタイ」「アンダーウェア」「ワンピース」を制作した。

 阿部さんは「ジェンダー(性差)に対する社会の既成概念が、個人の主張を埋れさせていることをアンケートの回答から実感した」とし、「普段は隠れて、見過ごしてしまいがちな性差に対する個人の主張を、衣服に付いている小さなタグになぞらえて表現した。性差を越えて尊重し合える社会について考えるきっかけになれば」と話す。

 営業時間は9時~21時(土曜・日曜は17時まで。最終日は15時まで)。入場無料。11月8日まで。

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