秋田市内の個人書店の店主ら5組が出品する「一箱古本市」が2月1日、秋田市大町のセレクト書店「乃帆書房」(秋田市大町2、TEL 018-853-7330)で開かれる。
読書愛好家や古書店の店主らが、段ボール箱で一箱分の古本を持ち寄って開く一箱古本市。市内ではこれまで、仲小路商店街の路上や雑貨店、秋田市立中央図書館(千秋明徳町)などを会場に開かれてきたが、「読書に適した冬季に開かれることが少ないことを残念に思った」という同店店主の大友俊さんが、市内書店の店主らに呼び掛けて初めて企画した。
「のほ本市」と銘打ち開く古本市には、同店のほか、「灯書房」(飯島道東3)、「かえる堂」(新屋元町)、市内を拠点にイベント会場などに出店する「くろくろ書房」「おさんぽこびと」の計5組が出店する。書籍以外にも、手作り雑貨類やレコードなどの出品も予定する。
大友さんは「本を通じたコミュニケーションを楽しむことができる古本市。日ごろ見かける機会の少ない本と出合うきっかけにしてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~17時。