ブルーメッセあきた(潟上市)に展示中の「ポインセチアタワー」が現在、来館者を楽しませている。
「祝福」「幸運を祈る」などが花言葉の12月の花「ポインセチア」。1997(平成9)年から毎年、クリスマスシーズンに合わせ、地元の農家が栽培した鉢植え約1000鉢を4メートル四方の四角すい形に積み重ね、高さ約4メートルのタワーを展示する。
今年のテーマは「プレゼントボックス」。「バーニングデンバー(赤)」「プレミアムポーラ(白)」「プレミアムアイスクリスタル(マーブル)」の3種のポインセチアを使い、白いリボンで飾る赤い箱をイメージした。
展示室に通じる通路をクリスマス向けに飾り付け、記念撮影用ベンチを設ける工夫を施していることから、鑑賞に訪れた親子連れやカップルがタワーの高さに驚いたり、記念撮影したりするなど楽しむ姿が連日、多く見られる。
同施設企画運営課の関谷公樹課長は「例年よりポインセチアの生育が良かったことから、枝が折れないよう気を遣い積み上る苦労もあったが、職員6人で5日ほどかけて完成させることができた。ライトアップも合わせて楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
営業時間は9時~18時。16時以降はライトアップする。入場無料。