マルシェイベント「いちじくいち」が10月6日・7日、旧上郷小学校(にかほ市)で開かれる。
「北限のイチジク」として産地化に取り組む同市大竹地区。秋田県内の家庭では甘露煮で食べられてきたイチジクだが、近年、伝統的な食文化が廃れつつあることから、イチジクのPRと地域の活性化を目的に、秋田市内のグループなどと協力して2016年9月、初めてPRイベントを開催した。
3年目を数える今年は、イチジク生産者が直販するほか、市内外の飲食店や雑貨店など約50店が出店する。イチジクを題材にワークショップやトークイベントも開く。
ジャムやソフトクリームなどイチジク加工品の製造販売にも携わる同実行委員会の佐藤玲さんは「昨年は2日間で想定を上回る約6000人の皆さまに来場いただき、うれしい悲鳴を上げた。今年は市職員の協力も得て実行委員会を立ち上げ、より楽しいイベントを目指して準備を進めている。皆さまに足を運んでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。6日16時30分から小滝番楽も披露する交流会を開く。入場無料だが、1円以上の「退場料」を募る。
現在、運営資金の支援をクラウドファンディングサイトで呼び掛ける。