秋田市環境部環境企画課と「日本野鳥の会・秋田県支部」(秋田市外旭川八柳1)は4月上旬、「秋田市野鳥マップ」の改訂版を発行した。
同書の初版は2005年。今回の「改訂版」は、2006年の市町村合併によって新たに市域に加わった河辺・雄和地区の探鳥ポイントの紹介や身近な野鳥の生態を示すなど、内容の充実を図った。
約550種とされる国内の野鳥のうち、県内で確認された野鳥は約300種。同書によると、高清水公園(秋田市寺内)だけで148種が確認できるとしているほか、秋田市内で確認できる253種の観測時期も掲載している。
鳥の体の各部の名称や秋田市内で野鳥が観察できるポイント、バードウオッチングのマナーについても紹介し、1年を通じて野鳥に親しみ、野鳥と人が安心して暮らすための環境について考察できる内容となっている。
同書PDF版は下記リンクからもダウンロードできる。