佐藤勘六商店(にかほ市、TEL 0184-74-3617)が3月20日、「ドライいちじく」を発売した。
同市大竹地区の約40軒の農家が栽培するイチジクは、加工に適したホワイトゼノア種。「北限のいちじく」と銘打ち産地化に取り組む。
これまでにイチジクの甘露煮やジャムなどを商品化してきた同店が、「加工食品としてイチジクを楽しむ文化のある当地で、甘味料を加えずに楽しめる商品を」と、4年かけて商品化にこぎ着けた。
店主の佐藤玲さんは「砂糖を使わずに甘味を楽しめる商品に仕上がったことは、長年イチジク栽培に取り組んできた当地区の誉(ほま)れ。イチジクの持つ自然な甘さをそのまま楽しんでもらえれば」と仕上がりに自信を見せる。
価格はオープン(実勢価格は550円前後、50グラムで約15個入り)。「本山物産」(秋田駅ビル・トピコ内)、「miNca」(大仙市)、「あきた美彩館」(東京都港区)などで販売する。