アートスペース「ココラボラトリー」(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で現在、女性陶芸家4人の合同展が開かれている。
合同展を開くのは、2013年に旧秋田公立美術工芸短期大学(現・秋田公立美術大学)の陶芸コースを卒業した大沢めぐみさんと大森由貴奈さん、中里愛海さん、菅原友樹子さんの4人。現在、愛知県瀬戸市や岐阜県多治見市などで、それぞれ陶器メーカーや中学校などに勤める傍ら陶芸に取り組む。
精製前の粘土を原料に使うなどした独特の風合いや「へそ」や「サカナの骨」をモチーフにしたユニークな造形が特長の大沢さんの作品や、「量産品にはない風合いを求めた」という大森さんの食器類(3,000円前後~)など、4人合わせて計100点以上を出品する。
「秋田で過ごした日々が今の仕事に生きていることから、卒業5年の節目に秋田の地で展覧会を開きたかった」と大沢さんと大森さん。「今でも互いに刺激を受け合いながら作陶に取り組んでいる4人の作品をご覧いただければ」と話す。
営業時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月25日まで。