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秋田の女性クリエーターが初めての個展 アスペルガーと向き合うイラスト20点

初めて個展を開く秋田市在住のクリエーター・ツクシフカコさん

初めて個展を開く秋田市在住のクリエーター・ツクシフカコさん

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 アートスペース「ココラボラトリー」(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で9月7日、秋田市在住のクリエーター・ツクシフカコさんの個展「褪色ファンタヂア」が始まった。

ツクシフカコさんがボールペンで描いたイラスト作品

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 ボールペンを画材に、無数の線で描くイラストが特長のツクシさんの作品。「ファンタジーの世界の住人」をテーマに、女性と動植物を掛け合わせたモチーフのイラスト作品20点(1,000円~7,000円)のほか、ツクシさんが制作したペンダントやストラップ、植物標本「ハーバリウム」など(100円~2,000円)を展示販売する。

 「人の気持ちをおもんばかることが苦手のため、人間関係をこじれさせることが多い」というツクシさん。10年ほど前、20歳で医師から「アスペルガー症候群」との診断を受けた。

 ツクシさんは「周りの皆さんに迷惑をかけてきたと思うが、今の私ができることをと初めて個展を企画した。これまで関わってくれば皆さんへの感謝の思いを込め、自分自身と対話しながら制作した。同じような悩みを持つ方にも来場いただければ」と話す。

 期間中、ツクシさんが毎日在廊する。営業時間は11時~17時。入場無料。9月10日まで。

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