秋田県が現在、男鹿市で9月16日～18日に開催予定の「漁業就業体験」の参加者を募集している。NPO法人「あきた地域資源ネットワーク」（秋田市土崎港相染町）が実施する。

男鹿半島の漁港を拠点に行う「漁業就業体験」

　漁業就業人口の確保などを目的に開く体験会。県外在住者を中心に開いた6月に続き、今回は、秋田県内在住者を中心に参加者を募集する。

　男鹿市の漁港を拠点に、「大型定置網漁」「刺し網漁」「一本釣り」などの漁業体験や、秋田県水産振興センター（男鹿市）や魚醤（ぎょしょう）「しょっつる」製造所など水産関連施設の見学、魚のさばき方や漁師の家庭料理づくり体験、現役漁師との談話会などを2泊3日の日程で行う。

　応募条件は、県内で漁業就業を検討している健康な高校生以上であることなど。18歳未満の場合は、保護者の同意が必要。定員は15人。参加無料。開催地までの交通費や体験期間中の食費、宿泊費などは県が負担する。応募締め切りは9月6日。問い合わせは、同NPO（TEL 018-816-0610）まで。