フォンテAKITA(秋田市中通2)内の「秋田公立美術大学サテライトセンター」で6月10日から、秋田公立美術大学の学生の演劇パフォーマンスを含むアート展「・・ ・・・ ・ ・ I see」が開かれる。
秋田公立美術大学でビジュアルアーツを専攻する学生4人が企画した。タイトルの「中点(なかてん)」はモールス信号で「I、S、E、E」を意味するほか、劇中のBGMは脚本をモールス信号に変えたものをリズムに見立てた音源を使うなど、「モールス信号」をテーマに構成した。
主人公の女性が20歳を迎えたことをきっかけに、過去の葛藤や未来に向けて自分を変えようとする「エネルギーの爆発」を、モールス信号を題材に表現する。
主演を務める小川暖加さんは「主人公の内面の葛藤をそのまま演じることでライブ感を大切にしたいので、実際の舞台では脚本の結末とは異なる内容になるかもしれない。特に同年代の皆さんに共感してもらうことができれば」と意気込みを見せる。
演劇パフォーマンスの上演時間は10時45分~11時、15時45分~16時(土曜・日曜のみ)。演劇で使った道具などは、平日、そのまま展示する。10時~20時(最終日は16時まで)。6月18日まで。入場無料