秋田市を拠点に活動するご当地ヒーロー「ビートファイターAce(エース)」が4月、活動5周年を迎えた。
パラパラダンスブームの2006年ごろから、ダンスパフォーマンスユニットを始めたシェフでパティシエの小山内遼さんが、ご当地ヒーロー「超神ネイガー」スタッフとしての活動を経て、2012年に考案した同ヒーロー。
「リズムに乗せて戦う」をコンセプトに、これまでのヒーローショーにダンス要素を取り入れたステージパフォーマンスを展開している。ステージでは、リズムに乗りながら悪役と戦い、最後は悪役も一緒に踊る演出が特徴。児童会館や市内外の保育園、障害者施設、イベント会場などで年間50本ほどのステージを披露する。
これまでに携わったメンバーは延べ20人。現在は8人のメンバーで運営し、週2回の稽古を欠かさない。「ステージに上がると気分が高揚してワクワクする。自分を表現する場を与え続けてくれる小山内さんに感謝している。小山内さんは軽いノリに見られがちだが(笑)、根はしっかりした人」と古参メンバー。
小山内さんは「もっと有名になりたい思いもあるが、これまで通り私とメンバーが求める表現を通じて、お客さんと一緒に楽しめる企画を続けていくことができれば」と意気込む。
4月23日には道の駅あきた港「ポートタワー・セリオン」(秋田市土崎港西1)で5周年記念イベントを予定する。開催時間は12時~15時。入場料は500円。