秋田公立美術大学(秋田市新屋大川町)で4月5日、入学式が行われた。
東北では唯一の美術系の4年制公立大学として2013年に秋田公立美術工芸短期大学から移行開学した同大学の入学式は5年目。県内23人を含む27都道府県出身者101人と編入生3人の計104人が入学した。
入学式で、霜鳥秋則学長は「秋田の歴史や文化の研究と芸術の力を使い、切磋琢磨(せっさたくま)しながら地域に貢献してもらえれば」とあいさつ。副市長や在学生代表者らも新入生にエールを送った
今年は、「複合芸術研究科」を設ける大学院も開学し、5都府県出身の10人が1期生として入学。芸術領域を横断したり、情報技術など芸術とは異なる領域を複合させたりながら、社会に変化をもたらす実践的な表現手法の研究などに取り組む。