障がい者の芸術活動支援などが目的の展覧会「LIFE+ART くらしにアート 生きるとアート」が現在、秋田県内のコミュニティースペースやカフェなど10会場で開かれている。
芸術活動を通じてネットワークを作ることなどを目的に、障がい者や芸術活動に関心がある市民らが連携した展覧会や研修事業、ワークショップなどを展開するプロジェクト「ポコラートアキタ」(大館市)の一環。
障がいを持つ70人以上の県内在住アーティストが、県内コミュニティースペースなど10カ所に絵画や立体作品など計120点を展示する。展示会場は以下の通り。
「ゼロダテアートセンター」「JAZZバー・ミントンハウス」(以上、大館市)、「コミュニティステーション・キタキタ」(北秋田市)、「かもや堂」(藤里町)、「ものかたり」(五城目町)、「ココラボラトリー」「川反中央ビル」(以上、秋田市大町3)、「毎日大曲」(大仙市)、「MIRAI CAFE」「横手駅前温泉ゆうゆうプラザ」(以上、横手市)、「暮らしの道具と紅茶・みつばち」(由利本荘市)。
同展を担当するアートNPOゼロダテ(大館市)の松渕得雅さんは「障がいのあるアーティストの作品を見る機会は少ない。障がいの有無に関わらず、アーティストがどのように考え、何を表現しようとしているのかについて、暮らしに近い場所で感じていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催期間や営業時間、定休日などは会場により異なる。入場無料。3月5日まで。
現在、作品を展示する県内の一般家庭も募集する。問い合わせは(TEL 050-3332-3819)まで。