観光物産品の開発・販売を手掛ける「フルゥール」(秋田市土崎港中央6、TEL 018-846-0977)のバイヤー向け商品展示会が2月15日、さきがけホール(山王臨海町)で開かれた。
同社が例年2月、県産食材を原料に使った菓子や漬物などの加工食品、伝統工芸品やオリジナル雑貨などの観光物産を一堂に展示する同展。
今年は、食品類1200点と民芸品や雑貨類1300点を展示した。ハタハタが原料の魚醤「しょっつる」を使った米菓や寒天、ご当地アイス「ババヘラ・アイス」風味のキャンディーなどを新たに発売するほか、昨年発売した横手産のブドウジュースを使ったチーズケーキが好評だったことを受け、同ジュースを使ったパイやグミなど菓子類のラインアップを拡充した。
高安恒治社長は「県産食材の新しい魅力を発見していただけるような商品を開発した。当社商品が、地元に昔から伝わる食材に関心を寄せていただけるきっかけになれば」と話す。