秋田市を拠点に活動するシンガー・ソングライターの渡部絢也さんが10月5日、セカンドアルバム「全てを音にする」を発売した。
秋田市を拠点に活動するシンガー・ソングライターの渡部絢也さん
全国流通盤としては、2014年にリリースした「ちんあなごのうたコンプリートアルバム」に続き2作目。作詞・作曲・編曲など全て自身で手掛け、昨年、渡部さんが太平山の麓に立ち上げた「ウタトエスタジオ」(秋田市河辺岩見)で録音した。
アルバムタイトル曲のほか、「夜が始まる」「生活の隙間」「今この瞬間から」など、「日常生活の中で生じる迷いを決意へと変え、前へ進むためにつづった」という11曲を収録。カバーアートはイラストレーターのいせきあいさんが手掛けた。
「ちんあなごのうた」などコミカルで明るい楽曲が人気の渡部さん。「新作は、日々移り変わる情景や自身の感情を描いた。CDを発表しても多くの皆さんに簡単に聴いてもらうことが難しい時代だが、自身の感情に向き合いながら、迷いある人の背中に手を当てて後押ししてあげられるような作品に仕上げることができた」と自信を見せる。「トークを織り交ぜたパーティー形式の記念ライブにも足を運んでもらえれば」とも。
価格は2,500円。全国のCDショップなどで販売する。
10月15日、記念ライブを「Popcorn」(中通2)で開く。開催時間は19時~。入場料は2,700円(飲み放題付き)。