「ポケモンGO」や「イングレス」などの位置情報ゲームを活用した観光誘客の可能性調査事業が8月から、秋田市内などで行われる。
アンケート協力者に進呈する「なまはげ」デザインの携帯クリーナー
米ナイアンティック社が開発し、世界で数千万人が楽しむスマホアプリ「イングレス」や、同アプリをベースに開発され、社会現象にもなっている「ポケモンGO」など、スマートフォンのGPS機能を活用した「位置情報ゲーム」。
実際にまちなかを歩き回らなければプレーすることができないゲームの特長を生かした観光誘客の可能性などについて、秋田県観光戦略課の「ゲーム×自治体 観光誘客可能性調査事業」の委託を受け、IT関連会社の経営者やご当地ヒーロー制作者ら4者で作る「秋田イングレス活用研究会」が実施する。
8月3日から開催予定の「竿燈(かんとう)まつり」に合わせ、市内を訪れたゲームユーザーが対象のアンケート調査を行うのを皮切りに、「秋田内陸縦貫鉄道」を使ったイベントやゲーム勉強会なども予定する。
同研究会代表の小林秀樹さんは「当地へ足を運ばなければプレーできない位置情報ゲームと観光との相性はいい。誘客へ向けた可能性を示すことができれば」とアンケートへの協力を呼び掛ける。
アンケート調査は8月3日~6日、秋田県庁第2庁舎(秋田市山王3)1階ロビーで行う。実施時間は13時~20時30分(6日は15時~)。