JR東日本秋田車両センター(秋田市土崎港東3)が4月27日、五能線を走る「リゾートしらかみ・ぶな(木へんに無)」新型車両の製作現場を一般公開した。
機関にディーゼルハイブリッドを採用するなど環境に配慮した新型車両。「白神山地と日本海に囲まれた沿線の美しい大自然や移ろいゆく季節感や神々しい空気感を『緑豊かなぶなの葉とそこからあふれでる優しい木漏れ日』」をコンセプトに「KEN OKUYAMA DESIGN」(東京都港区)がデザインした。
抽選で選ばれた鉄道ファンなど約120人を対象に開かれた一般見学会では、4両編成となる車両のうち、秋田や青森の食材を使った料理を提供するフードカウンターを設ける予定の3両目の製作現場などを、担当者が説明した。
新型車両の運行開始は7月を予定する。