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秋田駅前の映画館「シネマパレ」が30周年 フィルム作品の魅力伝える

30周年を迎えた映画館「週末名画座シネマパレ」

30周年を迎えた映画館「週末名画座シネマパレ」

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 秋田駅前にある商業ビル内の映画館「週末名画座シネマパレ」(秋田市千秋久保田町、TEL 018-836-2800)が4月1日、営業30周年記念上映会を始める。

数々の名作を上映してきた「週末名画座シネマパレ」館内壁面

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 1985(昭和60)年に開館し、昨年11月に開館30周年を迎えた同館。郊外型シネコンや新作ロードショーが主流となる中、現在は週末限定で開館し、名作や旧作などフィルム作品を中心に上映する「名画座」として地元映画ファンに親しまれている。

 上映作品を選定するのは、映画好きが高じ、高校卒業と同時に市内映画館に就職し、2003年からは同館に勤務、現在は館主を務める川口豊さん。映画の知識や技術経験に加え、生粋の映画ファンである川口さんが選定する作品にはファンも多い。

 「DJ感覚で上映作品を決めている。どんな作品でお客さまに喜んでもらおうか考えることがこの上ない幸せ」と川口さん。「映画館向けに作られているフィルム作品は、スクリーンや音響など映画館でしか味わえない魅力を持っている。皆さんに足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 「ワンコイン名画座」と名付け開く記念上映作品と上映日は以下の通り。「喜劇役者たち 九八とゲイブル」「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイヤ」(以上、4月1日~3日、8日~10日)、「乱れる」「パフューム ある人殺しの物語」(以上、同15日~17日、22日~24日)。

 期間中の入場料は1作品500円。

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