「フォンテAKITA」(秋田市中通2)で3月26日・27日、プラスチック模型の合同作品展が開催され、多くのファンでにぎわいを見せた。
プラ模型愛好家の越前谷潔さんと「東北AFVの会」が呼び掛け人となり、県内外10人が戦闘機や装甲戦闘車両、軍艦やジオラマなどミリタリー作品を中心に計150点以上を出展した。
「個展や少人数で開く作品展は模型のジャンルが偏ってしまいがちなところ、さまざまなジャンルを一堂に集めることができた」と越前谷さん。
当日来場した市内在住の男性は「ここまで複雑な作り込みは簡単にできるものではない。努力と熱意の成果なのでは」と作品の出来栄えに感嘆した様子。
越前谷さんは「細部の作り込みや再現性の高さから業界人にも高い評価を受けている。パーツは一つずつエアブラシや油絵の具を使い着色するなどし、完成までに1~3週間ほどかかる」と話す。「全国の仲間に刺激を受けることで作り続けることができた。今後も継続して作品発表の場を設けられれば」と展示会を振り返った。