秋田県は、東京・品川区に開店予定のアンテナショップの出店業者の公募を12月17日より開始し、12月26日に開催した説明会には飲食業者など5社が参加した。
京浜急行電鉄(港区高輪)が所有する地下2階地上12階の京浜第7ビル(同)1階に来年3月末オープン予定の同店のコンセプトは、「秋田の本物の食材と器にもこだわった料理、最高のおもてなしによる本格和食ダイニングレストラン」と「秋田の美味しいものを集めた和のダイニングストア」。総店舗面積98坪のうち飲食店舗スペースに73坪を確保するなど、既存のアンテナショップ「花まるっ秋田ふるさと館」(千代田区)とは異なり、「本格的な飲食スペースを設ける」(県担当者)という。
同店では、主に「きりたんぽ」や「稲庭うどん」などの秋田の郷土料理や秋田名物を提供し、取扱商品点数は千代田区のアンテナショップと同数の約1,000品目を予定。県産業経済政策課の大池さんは「新店舗は秋田を丸ごと届けるイメージ。秋田の自然や祭りなどの映像を上映するなど、来店した皆さまに秋田を体感していただけるよう工夫する」と話す。
出店テナント業者の応募資格は、飲食店が秋田県内に本拠地があること、物販店は県内業者から仕入れの実績があり首都圏への販路拡大が図れることなど。公募は1月10日まで。
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