一般社団法人「あきた宇宙コンソーシアム」(秋田市手形学園町)は8月1日、県民参加型イベント「モデルロケット1000機同時打ち上げ!」を能代市下浜埠頭(ふとう)で行う。秋田経済新聞などが後援。
打ち上げるのは、花火など玩具類に使われる黒色火薬を使った全長35センチほどの「紙」製ロケット。
国内での同時打ち上げ記録は、宇宙教育の促進や宇宙開発の技術力向上事業などに取り組む同法人が2014年に開いた宇宙関連イベント内企画で行った55機。「国内ではこれまで行われたことのない取り組みへの挑戦を通じ、子どもの理工学への関心を高めるきっかけに」と、秋田県内の小中高生と家族を対象に本格的に企画した。記録は「日本モデルロケット協会」(埼玉県)が認定予定。
同法人の前田恵介さんは「紙製なので色付けやデザインなど自由にできる。ロケットを組み立てて日本記録に挑戦するワクワクするような体験を楽しんでもらえれば」と参加を呼び掛ける。
申込者にはロケット組み立てキットなどを自宅へ送る。開催時間は10時~16時。問い合わせは同法人(TEL 018-889-2896)まで。