民間レベルでロシアとの交流を深める取り組み「あきたの魅力発信事業 in ロシア」が現在、秋田青年会議所(秋田市山王2)などによって進められている。
例年、世界各国の軍楽隊や民族舞踊団などが一堂に会してモスクワで開かれる国際軍楽隊祭「スパシカヤタワーフェスティバル」。
2013年に盛岡市の「さんさ踊り」が出演したのに続き、国の重要無形民俗文化財で秋田市の夏祭り「竿燈(かんとう)」を披露するほか、県産品の物販ブースを設けるなどして地域資源のPRを予定する。
日本海に面した秋田港を有する立地を生かしてロシアとの交流を深めることを通じ、県内の貿易量の増加や海外観光客の誘致を図ることなどを目的に同会議所が企画した。同事業担当の林徳彦さんは「経済人や学生の交流を図りながら地元の文化や経済、観光資源のアピールにつなげられれば」と意気込みを見せる。
同フェスは9月上旬開催予定。