「能代宇宙イベント」が8月15日~22日、能代宇宙広場(能代市)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
宇宙開発を支える人的資源の育成などを目的に例年8月、「あきた宇宙コンソーシアム」(秋田市手形学園町)が開く同イベントは今年で10年目。ロケットや人工衛星の研究に取り組む大学生を中心に小中学生から社会人まで幅広い世代の「宇宙ファン」が、大型モデルロケットの打ち上げ実験や空き缶で作った人工衛星の打ち上げ競技などを通じ、日頃の研究成果を披露する。
17日に開催予定の一般公開イベントでは、爆発物を使わず固体燃料と液体燃料で発射する「ハイブリッドロケット」の打ち上げ実験や、自立制御型ロボットを気球から落下させて目的地を目指す「缶サット競技」、水圧で打ち上げる小中学生が対象の「水ロケット大会」など多彩に行う。
一般公開イベントの開催時間は9時~16時。JR能代駅前から会場までの無料バスを運行する。入場無料。