秋田県内のガーデニング愛好家のグループ「オープンガーデン秋田」が6月11日から、会員の庭を公開する。
「植物や庭づくりの情報交換の場に」と、同会が2012年から開く同イベント。今年、新たに会長に就任した秋田市在住の三浦宏樹さんをはじめ、大館市や横手市など県内の会員54人が初夏の庭を公開する。
期間中、全長12メートルの「クライミングローズ」が咲く庭(秋田市)や、日本海を望む高台でバラやラベンダーを鑑賞できる庭(由利本荘市)、約120坪の敷地に110本以上のバラなどを植えた庭(横手市)など、それぞれ趣向を凝らし、手塩にかけた庭を披露する。
「今年は気候の関係からバラの開花が一部で早まっている。公開中にはちょうど見頃を迎えるのでは」と三浦さん。「ガイド本などで学ぶだけではなく、実際の庭を見ることの方が参考になることが多い。個人宅の庭を公開するためマナーを守りながら鑑賞していたければ」とも。
会員住所や連絡先はガイドブック(600円)に掲載する。問い合わせは三浦さん(TEL 018-868-3380)まで。公開は今月15日まで。