「よしもとクリエーティブ・エージェンシー」(大阪市中央区)の竹中功専務を講師に招いた秋田市職員向け研修が4月21日、市庁舎で開かれた。
本年度から新たに設けられた役職「主任」を中心に約290人の職員が参加した当日。同社で地域活性推進事業などを手掛け、今月から「秋田市元気アップ・マネジャー」も務める竹中さんが、「差をつける、ヨシモト式コミュニケーション術」と題して講演。秋田市在住のお笑いコンビ「ちぇす」もコミュニケーションがテーマのネタを披露した。
竹中さんは、「タレントとは信頼関係でつながっているため契約書がないこと」など同社のビジネスモデルを紹介。同社広報誌編集長や芸人養成所の立ち上げなどに携わった経験を踏まえ、「コミュニケーション自体がビジネス」であることを解説。ミカンの分け方や図形のイメージなどを事例に上げ、「目に見える形にして伝えること」「成功するまで諦めないこと」の重要性などを職員の質疑に応じながら伝えた。
高橋洋樹総務部長が主任の業務や役割、心構えなどについて訓示した。