秋田市内で現在、「舞妓(まいこ)」の復活へ向けたプロジェクトが進められている。
「秋田舞妓(まいこ)」プロジェクトの事業化を進める成田千夏さん
発起人は秋田市在住の成田千夏さん。「地元で起業したい」と大学卒業後に就職した東京都内の会社を退社し、帰郷。県産食材のネット販売などを手掛ける市内の会社に勤めながら起業準備を進めてきた。
図書館などで地域の資源や文化、歴史などについて調べる中、市内の歓楽街「川反(かわばた)」に芸者がいたことを知り興味を持ったことから、「復活させられないか」と事業化の検討を始めた。
プロジェクト名を「秋田舞妓」と名付け、「川反芸者」についてヒアリング調査したり、県外の舞妓を訪ね歩いたりしながら研究を重ね、川反の老舗料亭経営者に協力を打診、快諾を得た。
現在、川反で最後の芸者とされる若勇さんから指導を受けたり、地元企業の支援を得たりしながら事業化へ向けた準備を進めている。
「川反芸者の存在が『秋田美人』という言葉の発祥になったとされている。お座敷文化の単なる再生ではなく、若さを生かした新しい文化や観光資源としてブランド化することが目標」と成田さん。「地域活性化へ向けた手段として、風情ある地元の文化を広げていくことができれば」と意気込みを見せる。
今春の法人化を目指す。