アートなど3分野の専門家を講師に招いたトークイベント「精霊の学校~目に見えないものと対話する方法」が12月23日、ココラボラトリー(秋田市大町3)で開かれる。
産官学連携でアートによる秋田市の活性化事業に取り組む「あきたアートプロジェクト」の一環として開く同イベント。「芸術」「神話学」「考古学」の専門家3人が想像力や神話、旧石器人類の進化などを題材に講演、環境問題など人類の課題について考える。
講師は秋田市出身の美術家・鴻池朋子さん、秋田公立美術大学講師の石倉敏明さん、秋田県立博物館学芸員の吉川耕太郎さんの3人。セゾン現代美術館(長野県)の学芸員・坂本里英子さんが進行を務める。参加者と質疑の時間も設ける。
同事務局担当者は「地球と神話や道具と芸術の関係、環境問題と神話の構造などには驚くような共通項が見える。専門的なことを一般的な生活目線に落とし込みながら、参加者の皆さんが未来へ向けた自分のビジョンを描いていくことができるようなイベントにできれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は14時~17時。参加費500円。定員50人。参加には事前の申し込みが必要。問い合わせは同事務局(TEL 018-866-1559)まで。