秋田市中心街地で開催予定のまちなか音楽祭「アキタミュージックフェスティバル2013」の記者会見が8月28日、秋田県庁内で開かれ、イベント概要が発表された。秋田経済新聞などが後援。
地元で活動するアマチュアミュージシャンを中心にまちなかで演奏を繰り広げる「ザ・パワーオブミュージックフロムアキタ(PMA)」と、中学・高校の吹奏楽部や社会人ビッグバンドが出演する「秋田ブラスフェスタ」が合同で開く同イベントは今年で3年目。昨年は2日間で延べ3万2000人が来場するなど、東北では、仙台市で開かれる定禅寺ストリートジャズフェスティバルに次ぐ規模のまちなか音楽イベントに成長した。
今年のテーマは「人と街をつなぐ」。ポップスやロック、ジャズビッグバンドや民謡などさまざまなジャンルの個人・団体が約100組、延べ1000人が参加。秋田出身のジャズギタリスト・小沼ようすけさんやエルビス・プレスリーのトリビュートアーティスト・桐生大輔さんのほか、秋田県で来年開催予定の国民文化祭のテーマソングを担当する作曲家のha-jさんら5人がスペシャルバンド「AKITA smile-face」を組んで初出演する。
エリアなかいち・にぎわい広場(中通1)、大町イベント広場(大町2)など11カ所を会場に開き、今年は大町と中通をつなぐ導線として大町公園橋も会場に加えた。
「秋田の中高生の吹奏楽部は全国的に見てもレベルが高い。地元の皆さんに演奏を披露する貴重な機会にもなっている」と太田徹会長。PMAの林公輝理事長は「大町地区の空きスペースを会場に始めたPMAは今年で9回を数える。緑の多い市内の会場を回りながら、皆さんに音楽を楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催日時は10月5日・6日、11時~20時30分。入場無料。