日本を代表する映画監督・小津安二郎の作品をテーマにした講演会「秋田で語る小津安二郎」が7月26日、アトリオン(秋田市中通2)で開かれる。
今年、生誕110周年・没後50周年を迎えた小津安二郎。小津作品を研究する秋田公立美術大学(新屋大川町)の岩井成昭教授が、小津作品のダイジェスト版の上映を交えながら、家族の抱える問題や世代間の交流などについて解説する。
5月に映画論「路傍の光斑-小津安二郎の時代と現代」(P3 art and environment)も出版した岩井教授。「主に家族を題材に描かれた小津作品は、全ての人が共有できるテーマ」とし、「戦後間もない時代に製作された作品の現代における意味を分かりやすく伝えられれば」と話す。
開催時間は19時~20時30分。参加無料。定員50人。問い合わせは、あきたアートプロジェクト事務局(TEL 018-866-1559)まで。