酒販店の若手経営者グループ「酒和从（しゅわっと）」が現在、オリジナル純米吟醸酒「24-75」（仮称）の名称を募集している。

純米吟醸酒「24-75」（仮称）

　イベントなどを通じて秋田の日本酒のPR活動などを行う同グループ。カルパッチョなどの洋風料理に合わせて楽しむことができる日本酒をテーマに、天寿酒造（由利本荘市）に醸造を依頼。精米歩合55％の「秋田酒こまち」を使い、「甘みが強過ぎず、重くないフレッシュな日本酒」に仕上げた。

　現在、「平成24年度75号仕込み」を意味する仮称で、火入れ前の生酒を県内外の飲食店で販売するが、6月2日に秋田拠点センター・アルヴェ（秋田市東通仲町）で開催予定の日本酒PRイベント「酒宴2013」に火入れした同商品を出品し、試飲した参加者を対象に名称を募集する。

　「当グループのオリジナル銘柄の日本酒として初めて企画した。実際に飲んでいただきながら、皆さんと一緒に考えた銘柄として発売できれば」と同グループの佐藤玲さん。

　イベント終了後、オリジナルラベルを制作し新商品として発売予定。