秋田県立博物館(秋田市金足)の所蔵品を閲覧できるスマートフォン・タブレット端末向けアプリ「秋田県立博物館デジタル収蔵庫」が2月25日、リリースされた。
8カテゴリーに分けて所蔵品データを掲載する「秋田県立博物館デジタル収蔵庫」
同博物館が所蔵する重要文化財や資料を「民族」「考古」「歴史」「工芸」「生物」「地質」「先覚」「菅江真澄」の8カテゴリーに分け、高解像度画像を収録した同アプリ。
巻頭から巻末までの連続画像として掲載した絵巻をスクロールしながらの鑑賞や、立体物をさまざまな角度から閲覧することができるなど、タッチ操作を行うスマートフォンの特徴を生かした。みどり光学社(旭北錦町)、アキタネット(川尻大川町)など県内4社が共同開発した。
現在の掲載データは100点ほどだが、順次追加し、約500点の収録を予定する。日本語と英語に対応する。現在、アイフォーン版のみ用意するが、アンドロイド版も3月下旬にサービス開始予定。「App Store」などでダウンロードできる。無料。