不動産取引ゲーム「モノポリー秋田県版」の完売を記念したゲーム大会が2月23日、秋田市のバー・レッドハウス(秋田市中通2)で開かれた。
不動産取引を通じて経営手腕を競うアメリカ産のボードゲーム「モノポリー」。2006年に国内では初めての本格的なご当地版として発売された「秋田県版」の完売を記念し、販売元のアキタス(美郷町)とイースナーデザイン(中通5)が企画した。
小学生から40代の男女まで11人が参加し、予選と決勝戦に分けて開かれた当日。5時間ほど掛けて「経営手腕」を競い、秋田市在住の吉田裕隆さんが見事チャンピオンに輝いた。「運を使い果たした(笑)が、優勝できてうれしい」と吉田さん。ゲーム終了後に設けた交流タイムでは、参加者から「初めて公式ルールで遊ぶことができて楽しかった」「秋田の新しいご当地ゲームも作ってもらえれば」などの声が聞かれた。
日本モノポリー協会主催のゲーム大会で東北チャンピオンの経歴も持つ鈴木正洋さんは、「皆さんと一緒にゲームを楽しむことができてうれしい。当商品を通じて秋田に興味を持ったという人やモノポリーのファンになったという皆さんの声に支えられて完売にこぎ着けることができた。感謝している」と振り返った。