秋田県内の若年層が地域活性化活動などに取り組む「全県合同若者会議」が3月9日、エリアなかいち・にぎわい交流館AU(秋田市中通1)で開かれる。秋田県生活環境部が主催、秋田県南NPOセンター(横手市)が実施する。
「若者たちが秋田を変える! 」をスローガンに、10~30代の高校生や大学生、市民、行政職員らが中心となって地域の活性へ向けた話し合いを行い、高齢者との交流や地域資源を活用したイベントなどの活動に取り組む同プロジェクト。これまでの参加者総数は約200人を数え、現在も約80人のメンバーがアクティブに活動を続けている。
初めて開催した2009年以来、市町村ごとのプロジェクトとして取り組んできたが、4年目の本年度は、各地区のメンバーが一堂に会して活動報告や意見交換を行う場も設けた。同NPOの木村祥彦さんは「地区にとらわれず、県全体を巻き込んでいく活動に楽しみながら取り組んでいくためのきっかけにできれば」と話す。
参加資格は同プロジェクトメンバーのみだが、見学は受け付ける。開催時間は11時~16時30分。