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秋田の児童向け雪祭り、8年ぶりに再開へ-中心市街地を会場に

会場を秋田市中心市街地へ移して8年ぶりに復活開催する「童(わらし)っこの雪まつり」

会場を秋田市中心市街地へ移して8年ぶりに復活開催する「童(わらし)っこの雪まつり」

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 30年間続きながら2005年以来途絶えていた児童向けイベント「童(わらし)っこの雪まつり」が2月9日~11日、エリアなかいち(秋田市中通1)を会場に開かれる。市民有志30人から成る「市中心市街地活性化市民サポーター会議」などが主催。

雪で作った全長10メートルの滑り台

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 「箱ソリ」「竹スキー」など昔ながらの冬場のアクティビティーの体験や、馬ソリの運行などで知られる同イベント。1976(昭和51)年から毎年、秋田市八橋運動公園を会場に開かれていたが、2006年の記録的な豪雪のため公園が「雪捨て場」として使われたことからイベントが中止になって以来、開催が途絶えていた。

 8年ぶりの開催となる今年は、会場を昨年7月にオープンした中心市街地の複合エリアに移し、雪で作った全長10メートルの「滑り台」を設けるほか、馬ソリも運行。屋外広場に隣接する交流館でクイズラリーも行うなど多彩に催す。来場者には先着で甘酒や豚汁などを振る舞う。イベントを担当する富橋信孝さんは「雪遊びなど昔ながらの遊びを皆さんに体験してもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は、9日=13時~16時、10日・11日=10時~16時。

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