秋田県内を会場に来年開催予定の「第29回国民文化祭・あきた2014」のロゴマークが2月4日、発表された。
「発見×創造 もうひとつの秋田」をテーマに来年10月~11月、県内を会場に開催予定の同大会。大会ロゴマークに選ばれたのは、秋田県の形を人に見立てて緑色を基調にデザインした兵庫県宍粟市在住のグラフィックデザイナー・小柴雅樹さんの作品。「大会テーマにつながる新しいひらめきが楽しいタッチで表現されている点」「品性が感じられる点」などが評価された。
大会向けロゴマークは昨秋に公募、県内を含む41都道府県から782点の作品が寄せられた。選考委員を務めたのは次の4人。秋田県デザイン協会の青木隆吉会長、秋田公立美術工芸短期大学工芸美術学科の芝山昌也准教授、アートスペース・ココラボラトリーの笹尾千草さん、秋田県イメージアップ戦略アドバイザーの梅原真さん。
文化振興課の関英人さんは「マスコットキャラ『スギッチ』と共に、同大会のさまざまな広報ツールとして幅広く活用していければ」と話す。
ロゴマークの取り扱い規約は、秋田県庁のホムページ「美の国あきたネット」や「ブンカDEゲンキ」(秋田県文化振興課)などに掲載する。