読書ファンの交流イベント「秋田 Book Boat(ブックボート)」が10月1日から、秋田市内の商店街や飲食店などを会場に開かれる。
本好き同士の交流の場を設けようと、市内在住の会社員や自営業者らが中心となって企画する同イベントは昨年に続き2回目。今年のテーマは「地元密着」。
参加者が好きな本を持ち寄ってプレゼンテーションし合う「本と名刺の交換会」や市民参加型フリーマーケット「古本市」を開くほか、地元の読書ファンに惜しまれながら1996年に閉店した「あぶみ書房」の元経営者を招き、書店の思い出を語り合う会も予定する。
「加賀谷書店茨島店」(茨島4)と「ジュンク堂書店秋田店」(千秋久保田町)がご当地本を集めた合同フェアや、コーヒー豆専門店「08 COFFEE」(山王新町)が読書関連雑貨の展示会も開く。Tシャツ専門店「6jumbopins」(大町3)は同イベントキャラクターのTシャツも販売。カフェや雑貨店など15店が協賛する「店巡りスタンプラリー」も展開する。
同実行委員会の担当者は「昨年は参加者同士が意気投合して交流が生まれるなど、充実したイベントになった。今年も会場に足を運んで、読書の秋を満喫していただければ」と参加を呼び掛ける。
開催日時は会場ごとに異なる。詳細はホームページで確認できる。10月13日まで。