漆工芸や染織作家の展示販売会「もの×まち さんぽ ぷれ~ごあいさつ~」が9月16日・17日、秋田市新屋商店街で開かれる。
「定期的な作品発表の場を設けることで、創作へのモチベーション向上を図ろう」と、秋田公立美術工芸短期大学の卒業生らから成る同事務局(TEL 080-5565-0722)が企画した。
2013年春に開催予定のプレイベントとして、地元や県外で活動する同短大卒業生らの作品展示販売会を開くイベント当日。伝統的な町家の姿を残す「渡邊幸四郎宅」(新屋表町)では、漆工芸や皮革工芸、染織などを展示販売。コミュニティースペース「新屋参画屋」内ギャラリー(同)ではテラコッタや陶芸、鉛筆画などを展示する。町内を散策しながら展示会を楽しめるよう、同商店街の店舗情報などを掲載したマップも各会場で配布する。
同事務局代表の鈴木清子さんは「新屋の街並みなど大学周辺地域の魅力的な資源を活生かしたまちづくりを目指していければ」とし、「在校生など関係者はもちろん、地元の皆さんにも買い物や散歩がてら立ち寄って、作家の作品に触れていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~17時。