秋田市在住のイラストレーターちばまゆみさんの個展「青いタマゴ」が6月22日、アートスペース・ココラボラトリー(秋田市大町3)で始まった。
「クマのぬいぐるみを主人公に幼児の残酷さ」を描いた絵本のような漫画作品を秋田市内で開かれた手作り冊子展に出品したところ、子どもから年配者まで好評だったことなどを受け、個展の開催を決めた。
パンダ・クマ・ゾウなどをモチーフに人の内面を表現したイラスト作品8点と、ずるいパンダの不安不安(フアンフアン)と青いタマゴから生まれた優しい鳥の物語を描いた童話風漫画作品1点を展示する。
ちばさんは「パンダはカメラを向けられるとかわいいポーズを見せると聞いたことがある。かわいい動物をモチーフに人の中に潜む二面性を欲望のまま描いた(笑)。笑ってもらえればうれしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。6月24日まで。