比内地鶏加工食品などを扱う秋田県内6社の団体「あきた比内地鶏の会」(秋田市手形字蛇野、TEL 090-2369-0924)が5月上旬、「比内地鶏バーガー」を発売する。
「比内地鶏のうまみのある肉汁を生かそう」とメンチカツにした鶏肉とトマト、キャベツをサンド。焼き鳥のしょうゆタレとマヨネーズで、「照り焼きバーガー」のような風味に仕上げた同メニュー。きりたんぽ鍋や親子丼など比内地鶏を使った郷土料理だけではなく、「気軽に食べられる新メニューを」と同会が考案した。
比内地鶏加工食品の製造販売などを手掛ける同会の工藤真史会長は「地鶏の普及のためには県外への売り込みだけではなく、食べるために秋田へ訪れたくなるようなメニューも必要。地鶏の味を知り尽くす当会ならではの出来栄え」と新メニューに自信を見せる。
今後、地元飲食店などに呼び掛けてメニューの普及を目指すほか、イベント会場などを中心に屋台販売する。5月3日・4日に「道の駅おおがた」で開催される「大潟村・桜と菜の花まつり」でお披露目を予定。価格は500円。