平成23年度「文化庁芸術祭賞」の大衆芸能部門で新人賞を受賞した秋田市出身の漫才師・宮田陽(本名・齊藤敬)さんが2月26日、国民文化祭サテライトセンター(秋田市中通2、TEL 018-884-7341)で凱旋(がいせん)公演を開く。
ボケを担当する陽さんと広島出身でツッコミ担当の宮田昇さんが1999年に結成し、現在、漫談師の宮田章司さんの門下として東京を中心に活動する漫才コンビ「宮田陽・昇(よう・しょう)」。陽さんが47都道府県やアメリカ50州を暗唱する持ちネタなどで、「ロケット団」「ナイツ」「ホンキートンク」ら4組と合わせ「漫才協会の四天王」とも呼ばれる。
落語を題材にした演目「芝浜やってもいいですか?」の独創性などが評価され、同賞新人賞を1月に受賞したことに合わせて企画された同公演。陽さんと高校で同期だったというイベント担当者は「東京で芸能活動を頑張りながら、文化庁から表彰も受けた陽さんは同世代の励み。地元の皆さんにも陽さんの漫才を楽しんでいただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時30分~12時。入場無料。