まちなかをすごろく盤に見立てながら秋田市内の商店などを回る「商店街スゴロク」が10月1日、JR秋田駅前などで開かれる。
商店街をすごろく盤に見立て、サイコロを振りながら店舗を回り、店舗ごとに用意された「お題」をこなしながらゴールを目指す同イベント。チャリティーフリーマーケットなどを手掛ける市民団体「わらしべ貯金箱実行委員会」(秋田市川尻)が昨年4月から「通町商店街」を会場に不定期開催し、これまでに延べ500人以上の市民が参加する人気イベントに成長した。
7回目を数える今回は、初めて「秋田商工会議所」(旭北錦町)とコラボし、JR秋田駅前や広小路、中央通りや仲小路など、秋田市中心部を広く「すごろく盤」に見立てて開く。地元商店約50店が参加するほか、駅前の「アゴラ広場」に特設ブース23店も設け、「サングラスをかけて記念撮影する」(眼鏡店)、「チーズ用ナイフを進呈する」(ワイン店)など、店舗ごとに趣向を凝らした「お題」を用意する。
イベントを企画した同実行委員会の武内伸文さんは「日頃、入ることの少ない商店を訪れるきっかけづくりにと企画した。店主や参加者同士のコミュニケーションを合わせて楽しんでもらえれば」と参加を呼び掛ける。「会場をこれまでよりも広げて開くので、新たな発見も多いのでは」とも。
開催時間は10時~16時。参加費は500円(600円分の商品券付き)。「折り畳み自転車」などの賞品も用意する。