地酒やみそなど地元の発酵食品をPRするイベント「秋田 醸（かも）しまつり2011」が9月25日、秋田拠点センター「アルヴェ」（秋田市東通仲町）で開かれる。秋田経済新聞などが後援する。

「秋田 醸しまつり2011」実行委員長の菅原慎次郎さん

　「秋田の発酵食品文化を生かしたイベントを通じて地元を盛り上げよう」と秋田青年会議所（山王2）が県内の酒蔵などに呼び掛けて企画した。

　県内の酒蔵40社が参加する当日、イベント向けに用意した特製のマスで地酒を試飲できるほか、地ビールや地ワイン、豆腐や納豆など発酵食品を使った創作発酵料理を振る舞うブースも設ける。一年分のみそが当たる抽選会や、秋田の魚醤（ぎょしょう）「しょっつる」を使ってアレンジしたご当地アイスが出店するユニークな試みも。

　「県内全ての酒蔵が一堂に会する初めての試みでは」と同実行委員長の菅原慎次郎さん。「他のまちづくり団体にも実行委員会に参加いただくなど、これまでの当会議所の企画にはなかった体制で準備を進めている。地元の活性につなげられれば」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は11時～18時。入場無料。飲食チケットは前売り1,000円（当日1,200円）。収益の一部は東日本大震災の募金へ充てる。問い合わせは同実行委員会（TEL 018-824-7070）まで。