国体・障害者スポーツ大会局(秋田市山王3)は、「第62回国民体育大会・秋田わか杉国体」と「第7回全国障害者スポーツ大会・秋田わか杉大会」のイメージソングを収録したCDを無償で配布している。
同国体のイメージソング「make IT real」は、福山雅治さんがプロデュースした「squall」で人気を集めた秋田市出身の松本英子さんによる作詞。松本さんは9月29日の国体式典で、郷土オペラ「ねぶり流し物語」の三吉役や国際サッカー試合で国歌独唱などでも活躍するテノール歌手・中鉢聡さんとともに歌う。
作曲はキーボードユニット「FUNKY FOX」で活動し、宮元亜門ミュージカルなどの音楽制作・演奏をしている加曾利康之(かそりやすゆき)さん、編曲とディレクションは、日本アカデミー賞音楽部門優秀賞などを受賞し、映画「バトルロワイヤル」の音楽も担当した天野正道さんで、すべて秋田出身のアーティストの手によるもの。
同スポーツ大会のイメージソング「夢 かがやいて」の作曲・編曲は天野さん、作詞は一般公募によって選考された秋田大学教育学部付属養護学校の音楽部によるもので、10月13日の式典では秋田市に在住の高橋実里さんが合唱団とともに歌う。
高橋さんは「生きていること、生かされていることに気がつかされるような素晴らしい曲。歌詞にもあるように手と手をつなぎ信頼しあい、夢に挑戦していってもらえれば」と話している。
両CDとも非売品で、なくなり次第配布を終了する。