秋田クラーク高等学院(秋田市大町1)の生徒らが企画運営を手掛けた地域活性化イベント「大町絆フェスティバル」が6月26日、サン・パティオ大町(同)で開かれ、多くの人でにぎわった。
同校はこれまで、生徒らが中心となりダンスやフードファイトなどを披露する「超高校生パフォーマンスバトル」を開いてきたが、「幅広い世代が関わることができるイベントで大町地区を盛り上げよう」と、「大町商店街振興組合」「サン・パティオ大町」と共同で初めて企画した。
イベント当日、特設ステージでバンドやダンスを披露したり、アート作品や大町の歴史、魅力スポットを紹介したパネルなどを展示したりしたほか、販売収益の一部を東日本大震災の義援金に充てることを目的にドリンク販売やフリーマーケットも開いた。スタッフを務めた生徒は「メンバーのスケジュール調整など準備に苦労したが、みんなで楽しく開催できた」と話す。
同校の三浦大校長は「地元を盛り上げるイベントとして喜んでもらうことができたと思う。一度限りで終わらせるのではなく、今後も継続していければ」と今後の発展に期待を寄せた。